手術について

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手術室

手術のご予約から抜糸までの流れ

①手術の必要性と手術のリスク、術後の合併症・注意点についてのご説明

②術前検査(血液検査・X線検査・エコー検査など)

③術前の注意事項のご説明

④手術のご予約

⑤手術(基本的には日帰り)

⑥術後経過の診察

⑦抜糸

手術に対する当院の取り組み

①手術当日の流動食

これまで術中・術後の嘔吐を防ぐため、手術当日は絶食絶飲が望ましいと言われてきました。
しかし、完全な絶食よりも少しだけカロリーを取っておいた方が術後の回復が早いということがわかってきました。そこで、当日の朝6時までに吸収の早い流動食を与えていただくようにおすすめしております。

②血管シーリングシステム

特殊な器具で血管を挟むことによって血管を変性させ、止血するための機械です。電気メスよりもはるかに太い血管の止血が可能であり、通常糸で縛らなければならない太さの血管でも止血を行えるため、手術の時間(麻酔の時間)を大幅に短縮できます。
また糸の使用頻度を減らすことができるため、糸に対するアレルギー反応の頻度を抑えることもできます。

③アシスト機能付き呼吸器

従来の人工呼吸器はとは違い、呼吸数の低下が起こると自動的に人工呼吸を始めます。これにより、より安全に手術を行うことができます。

④術後のICU

本来、術後具合の悪い動物や大きな手術を行った後に入るICUですが、当院では手術を行ったすべての動物をICU入れて術後の管理を行っております。こうすることによって、術後の目覚めがよく、回復も早まります。

⑥入院について

術後の動物は痛みと不安でいっぱいです。このストレスが術後の回復を遅らせると考えています。必ず入院が必要な場合を除いては、できる限りのことを病院内で行い、あとはご自宅で安心して過ごしていただけるようにしております。

手術の実績

当院が2020年に行った手術をご紹介しております。

去勢手術(皮下陰睾摘出術・腹腔内陰睾摘出術含む)/避妊手術(子宮蓄膿症含む)/腫瘍切除・摘出(皮膚・眼瞼・耳道・口腔内・腸管・肛門・乳腺・膣・脾臓)/胃内異物摘出/腸管内異物摘出/膀胱結石摘出/尿道結石摘出/遠位尿道造瘻術/臍ヘルニア整復/鼠径ヘルニア整復/脱肛整復/帝王切開/断尾/抜爪/歯石除去/試験開腹/ 胆嚢切除・チェリーアイ整復

年間手術件数 572件

お問い合わせ

診療のご予約やお問い合わせはお電話にてお願いいたします。

tel: 0538-49-2255

受付時間 日・祝
午前 9:00~11:30 予約診療
午後 15:00~18:00

…土曜午後15:00~17:30
・ご予約はお電話もしくは院内で直接お申し込みください。